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2005-05-04第二巻第九号

R・O・Hをめぐって*1

場所に関わる物語や言説や表象などと示されるものごと、あるいはその場所における実践を検討するにあたり参考になるというよりは基本文献とすべき保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』*2。「歴史学」あるいは「人類学」に分類されるであろうこの本は、じつは「歴史地理学」の本であり「民俗学」の本だ。しかし残念ながらそのように読まれることはないだろう。その残念さについて書き記しておきたくて、このグループを開いた。読後のメモを少々。

  • 自縄自縛の「歴史学」、「歴史学」という牢獄の問題
  • 「民俗学は偽史である」(@大塚英志)とすることの問題
  • 〈神〉の偏在性と遍在性の問題、換言すれば〈聖地〉がこの世に実在することの問題。

「はまぞう」経由で辿りつけるページよりもむしろ、d:id:tatar:aboutでの宣言*3とか、d:id:kingworld:20050316#p1から続く言及、

  1. d:id:kingworld:20050321#1111425750
  2. d:id:kingworld:20050324#p1
  3. d:id:kingworld:20050406#p4

とかの方が、逆に保苅実の位相がよく見える。

さてここでは、浜本満による本書についての(間接的な)コメントを引用しておきたい。出典は、浜本自身のサイト*4内にある「講義情報」>「社会人類学特論II(2004冬学期)」>「第十ニ回講義(Jan. 20th)補足」>「1月20日質疑応答」から。

とはいえ、保苅さんが行い、あなたが行おうとしているような問いかけは、繰り返す価値があります。そこがつねに新しい試みの出発点になりえるからです。ただし、それはこれまで誰もやっていなかった新奇な試みだなどと思わないように。さんざんやられてきたのです。そして失敗してきたのです。それまでの同様な試み、探求がなぜたいていの場合失敗に終わっているのか、きちんと考えてみる必要があるのです。そこから別の可能性が見えてくるでしょう。

Q and A(浜本満「社会人類学特論II(2004冬学期)第十二回講義質疑応答)/ただし現在はリンク切れ

この項目生成途中。

*1:以前、グループで書いたエントリをこちらへ移す。そのままでないのはご容赦されたし。

*2

*3:記述内容変更のため削除扱いとしたい。

*4:浜本自身の転出に伴い、サイトも一橋大学のサーバから転出した模様。現在はJ:COM NET加入者向けホームページサービス 終了のお知らせにある。

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